キュレル(花王)とヒフミド(小林製薬)は、乾燥肌、敏感肌、アトピーの方にも使えるため、人気のセラミド化粧品です。
どちらが良いのか?。アトピーの私自身が迷ったので、実際に購入して使い心地を比べてみました。また、その時に、細かい情報を調べた点もまとめてみました。
セラミドの効果
保湿成分の入った化粧水を使っている方は、化粧水をつけたばかりなのに乾燥してしまうとことは、よくあると思います。そういう方にこそ、セラミドが入った化粧品をお勧めします。
セラミド自体は、自分の肌に実はあります。角質層の細胞と細胞の隙間を埋めている角質細胞間脂質の1つなのです。
セラミドの働きは、肌の水分を維持するために必要とされています。セラミドが、水分を挟み込み、角質の水分を蒸発しにくくしています。
しかも、外の湿度が低くても、細胞間で抱え込んだ水分量は変わりません。そういう働きがあるから、セラミドは最強の保湿成分と言われています。
キュレルとヒフミドはセラミドが違う
キュレルは花王のセラミド化粧品として販売しています。
ヒフミドは小林製薬が販売しているセラミドの化粧品です。ドラッグストアでの販売は無く、インターネットでの通販のみで購入できます。
どちらもセラミドと言う名前が付いていますが、実は厳密に見ると全く違うセラミドです。
成分表をみる
違いを見るのは簡単で、パッケージ裏面の成分表を見るとわかります。
女性の方は、なかなかここまで見ないかもしれませんが、入っている成分を知る事はとても大切です。言ってる事と違う効果の成分である事がよくありますw。
ホームページ上では嘘や誇張は書けるけど、成分は嘘はつけないのです。
キュレルはセラミドは入っていない!疑似セラミド
キュレルで使われているセラミドは、実は本物のセラミドではありません。
化学的に配合されたセラミドに似た化学式を持つ疑似セラミドと呼ばれるものです。
裏面の成分表をみると、セラミドの文字はありません。
「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」と書かれています。これが擬似セラミドです。
セラミドではないけど、化学式が似ているからセラミドと名乗れると言う不思議な成分なのですが、保湿能力は本物とだいぶ異なります。
なぜこういうことが起きるかというと、セラミドの原価はとても高価な成分なのです。
そのため疑似的なセラミドを使っていると思われます。
ヒフミドはヒト型セラミド
小林製薬で使われているセラミドは、ヒト型のセラミドです。本物のセラミドで、セラミド1、セラミドに、セラミドさんが使われています。
疑似セラミドとヒト型セラミドの違い
同じセラミドと言う名前ですけども、成分としては化学式が違うため、つけ心地は全く違います。
キュレルの方が、保湿能力も持続時間も落ちます。これは実際につけていただくと実感できると思います。
また、キュレルの方が少しヒリヒリする感じです。毛羽立ったテクスチャーとでも言いましょうか。
以下のページで、テクスチャーなど細かく解説しましたので、気になる方はご覧下さい。
2つをつけ比べると、全く違うんです。お試しセットもあるので是非ためしてみてください。違いがわかります。
キュレルとヒフミドの比較
価格の差について
化粧品の値段はかなりばらつきがあります。プチプラコスメを除いて、2000円〜5000円くらいが相場ですが、それよりも低いものは使われている成分や濃度を疑った方がよいです。
つまり、中身もそれなりということになります。使われている成分名の表記は同じですけども原材料のグレードが低かったり、濃度が低かったりします。
特にセラミドのように、原材料が高価な成分にもかかわらず、安い化粧品は濃度が薄いと疑った方が良いです。
乾燥肌の方はヒフミド
アトピーの方、乾燥肌の方、エイジングケアで使おうと思っている方は、小林製薬のヒフミドをお勧めします。
キュレルの方が少しヒリヒリしますし、
やはり、本物のセラミドの成分は、疑似セラミドとは全く違う使用感だからです。
トライアルセットで試す
自分の肌に合うかどうかはやはり試したほうがいいです。敏感肌の方は特に気をつけた方が良いです。
小林製薬ヒフミドは、トライアルセットが用意されています。
化粧水、クリーム、クレンジング、石鹸、ローションと言う豪華な5点セットを試すことができます。
試して見たい方はお勧めです。
特に、化粧水はイチオシです。
詳細は、小林製薬の公式ホームページをご覧下さい。
小林製薬ヒフミドのレビュー
以下の記事で、トライアルセットを実際に取り寄せて、使ってみた感想をまとめてます。気になる方は、ご参考ください。
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